租税教育研修に参加してきました

税理士会では、税理士が学校に行って租税に関する授業を行うサービスを行っています。

税理士会では、このサービスのことを租税教育と呼んでいますが、この租税教育に講師として派遣される税理士向けの研修があったので、参加してきました。

租税教育とは

もともとは関西の税理士の先生が、ご自分の子供の小学校で、税金に関する授業をボランティアで実施したことに端を発しているそうです。

租税教育の内容としては、あくまで”租税”で、最近流行りのの金銭教育や投資教育とは一線を画して「申告納税制度の理念」といった内容が中心になります。

私も税理士の登録研修で、憲法や民主主義、申告納税制度の理念について勉強しましたが、正直、初めて知ることも多かったです。

現状の日本の納税者の感覚だと、やはり痛税感というか「税は取られるもの」という意識がどうしても強いように思います。(税理士になる前の私自身を含めて)

租税教育では「税は取られるもの」ではなく「税は納めるもの」という税金の基本的な考え方を、子供たちに伝える内容になっています。

感想

租税教育研修では、租税教育を行う目的と意義といった、おおまかな理念について講義形式で学んだあと、実際の模擬授業を委員の方が目の前で実施頂いて、授業の実践的な進め方を学びます。

初めて租税教育の模擬授業を受けた感想ですが、正直、とても良い内容だと思いました。

租税は憲法や民主主義といった考え方と深く結びついているんだよ、ということを子供でも分かる内容で説明しています。

テキストに書いてある内容だけを読んでも、すぐに頭から抜けてしまいますが、実際の授業を通して自分の頭で考えることで、租税に関する基本的な理念について学ぶ良い機会になると思います。

できれば私も社会人になる前に受けておきたかったです。

いずれは講師として

租税教育の講師として登壇するには、研修の受講と税理士登録から1年経過というふたつの要件を満たす必要があります。

私が登壇するのはしばらく先になりそうですが、積極的に参加していきたい分野だと思いました。